栄養管理室
- フードサービス
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フードサービス
入院中の食事は、年齢、病態、発達に応じて提供できるように、多くの種類を準備しています。
また、食物アレルギーのお子さんには食物アレルギー対応食を提供いたします。普通食(幼児期、学童期、青年期)
幼児食(5-6歳)
離乳食
前期食
中期食
後期食
完了食
形態調整
給食に使用する食材はこどもたちが食べやすい大きさで準備しています。カットサイズの調整が必要な場合は個別に対応しています。刻み食だけでなく、ミキサー食も提供しています。
1cm刻み
5mm刻み
1mm刻み
ペースト
ペースト
ミルクについて
厨房に隣接するミルク専用の調乳室で、「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」に基づき作製しています。
- クリニカルサービス
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クリニカルサービス
乳幼児・小児期・思春期から妊娠期まで、幅広い年齢に応じた”栄養と食の支援”を行っています。成長の途上にある小児期は、食べること・飲み込むことに工夫が必要であり、過食、小食、偏食など食の困りごとが多い時期でもあります。小児期・周産期における栄養管理を専門とする管理栄養士が、食事・ミルク・食形態調整・経腸栄養剤・栄養補助食品等を駆使して、栄養面から疾患の治療をサポートしています。
栄養指導・相談
小児・周産期の様々な疾患・病態に応じた食事療法・治療食指導を行っています。 画一的な栄養指導ではなく、お子さんの普段の食事摂取状況から栄養状態を評価し、お子さんの発達・発育状況に応じた望ましい栄養・食習慣を身につける食育的要素も大切にした栄養指導・相談を心がけています。
栄養指導は医師の指示が必要です(完全予約制)。ご希望の方は、主治医、管理栄養士にお気軽にお声かけください。栄養サポートチーム(NST)
NSTは、病態管理をする医師、患者の状態や経過を把握し、患者をサポートする看護師、食事・栄養補助食品等の調整や栄養食事指導を行う管理栄養士、輸液製剤や薬剤に関する管理や情報を提供する薬剤師、栄養指標判定やアセスメントに関する指導・助言等行う臨床検査技師など各専門スタッフが、それぞれの知識や技術により栄養支援を行うチームです。
当院のNSTは2008年に発足し、NST回診を中心とした栄養サポートと共に、職員を対象とした院内勉強会を開催し、栄養療法・栄養管理に関する知識の啓発・普及にも力を入れています。
NST回診は週1回実施しています。NST介入が必要とされる患者さんのベットサイドを訪問し、栄養評価に基づく適切な栄養管理法の検討を行っています。
食事療養・栄養教育(1型糖尿病)
1型糖尿病のお子さんには、日本糖尿病療養指導士や福岡糖尿病療養指導士を取得した管理栄養士が、カーボカウントを用いた血糖コントロール法や低血糖時の対処を中心に、日常生活全般の療養指導を行っています。
食物経口負荷試験
食物経口負荷試験では、アレルギーの専門的な知識を持つ小児アレルギーエデュケーターの管理栄養士を中心としたスタッフが、食物アレルギーの治療のサポートを行っています。
食育
偏食や食事摂取不良など栄養障害のリスクが高いこども達の食事を中心とした問題の解決にむけて管理栄養士の他、保育士、歯科衛生師、看護師、医師でサポートしています。
こども達に人気の絵本
「おべんとうバス」をテーマにした給食保育士手作りの絵本を使って、カレーに使われた野菜を探しました。
- FAQ
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FAQ
給食編
- アレルギーがあるのですが。
- 入院中はアレルギー食を提供いたします。入院時に食物アレルギーがあることをお知らせください。
- まだ食べさせたことがないものがあるのですが。
- 給食ではさまざまな食材を使い、できるだけバリエーションに富むものを検討しています。
入院中に初めてのものがないように、普段から積極的にいろいろなものを食べ進めておきましょう。
- まだ硬いものは上手に食べることができないのですが。
- カットの大きさを調整することができます。必要な場合はスタッフにお気軽にご相談ください。
- おはしやスプーンはありますか。
- ご自宅で使い慣れているおはしやスプーンをお持ちください。
- フォローアップミルクを飲んでいます。
- 治療乳以外のミルクメーカーや種類の指定はお控えいただいています。
一般乳児用ミルクは、年に1回採用するミルクの見直しを行っております。入院中の使用しているミルクを知りたい場合はお声かけください。
- おやつはありますか。
- 離乳完了期食、幼児食、学童食以降を提供している食事に対しておやつ(間食)を設定しています。
- ※治療の状況により、間食の提供がない場合もあります。
栄養編
- フォローアップミルクって何ですか?
- 離乳期に不足しやすい鉄分、カルシウム、ビタミンDが強化されているミルクです。
一方で”亜鉛“は含まれていないため、離乳食がすすんでいないお子さんの場合、フォローアップミルクへの切り替えは注意が必要です。離乳食から鉄分、カルシウム、ビタミンDを摂ることができていれば、必ずしもフォローアップミルクに切り替える必要はなく、乳児用ミルクと同様に食事に使用することもできます。
- 野菜を食べません。どうしたらいいですか。
- 野菜が苦手な理由のひとつに、食感や香り、味に慣れていない場合があります。切り方や味付けを変えたり、野菜に触れる機会をつくったり、経験を積み重ねていきましょう。
また、食べなくても、ご家族がおいしそうに食べている様子を見たり感じたりすることから少しずつ受入れていくこともあります。無理せず、少しずつ練習していきましょう。
- 自分で食べたがりますが、結局遊んで食べません。
- せっかく準備してくれたのに、食べてくれないとがっかりしてしまいますよね。
ですが、こどもたちは遊びを通して食べ物のことを受け入れていきます。
メリハリは必要ですが、床にレジャーシートを敷いたり、汚れてもいい服装にしたり、ときには見守ってあげるときも作りましょう。
- もうすぐ1歳になるので母乳やミルクはやめた方がいいですか。
- 年齢(月齢)はあくまで目安です。年齢(月齢)だけで判断せず、食事の進み具合と合わせて調整しましょう。
食事だけで栄養が確保できてないうちにミルクをやめてしまうと、不足する栄養素も出てきてしまいます。
- おやつは食べますが、ごはんを全く食べません。
- おやつを食べることによりお腹が満たされ、食事を食べないという悪循環になっていませんか。適度な空腹感をもって食事の時間を迎えることは大切なことです。
おやつの1回分の量を決め、1回量を守れるようにしていきましょう。
- 朝は時間がなくて、ごはんも食べずに登校(登園)しています。
- 朝ごはんは、1日の生活をリムズよくスタートするためのスイッチです。
朝ごはんを食べないと体温も上がりにくく、脳のエネルギーも不足してしまいます。早寝、早起きをして、朝ごはんを食べるリズムを作っていきましょう。
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お知らせ
病院の給食献立(常食)
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