泌尿器科
- 当科について
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診療内容
停留精巣、陰嚢精索水瘤、膀胱尿管逆流症、先天性水腎症、先天性水腎水尿管症、先天性尿管瘤、尿管異所開口、二分脊椎症、神経因性膀胱、尿失禁(夜尿症、昼間遺尿症)、尿道下裂、性分化疾患、外陰部異常、包茎 など
科の特徴・特色
小児泌尿器科とは、こどもの尿路(腎臓、膀胱など)および外陰部を含む生殖器の疾患に対しての治療を専門的に行う診療科です。
当科では、スタッフ5名(うち2名が日本小児泌尿器科学会認定医)で数多くの患者さんに対応しており、外来患者数は年間3,000~4,000人(新患は600~700人)、手術症例数は年間約300例といずれも本邦有数の症例数です。外来でよく相談を受ける疾患は、停留精巣、先天性水腎症、膀胱尿管逆流症、尿道下裂などの先天性疾患ですが、二分脊椎症を中心とした神経因性膀胱、尿失禁(夜尿症や昼間遺尿症)などの疾患の検査や治療も行っています。停留精巣や膀胱尿管逆流症については、本邦や海外の診療ガイドラインも参考にしながら、患者さんにわかりやすい説明を心がけています。
手術は、約80%が尿路性器の形成手術で、停留精巣固定手術、腎盂形成術、膀胱尿管逆流手術、尿道下裂形成手術などが主な術式です。なかでも、尿道下裂形成手術は難易度が高く、経験のある専門医が施行すべき手術ですが、当科では症例数も多く、福岡に限らず九州一円から中国地方まで数多くの患者さんが紹介されています。
診療科より
現在、外来診療は月、水、金の週3日で完全予約制となっています。
当科の診療の特徴として、検尿、尿流動態検査、超音波検査、レントゲン検査、外来処置など検査や処置が多岐にわたり、診察時間帯の予約は基本的には行ってはおりません。初診(新患)の方は、下記予約電話番号で事前に予約をお願いいたします。他院からの紹介状をお持ちの方は受診時に受付に提出して下さい。膀胱尿管逆流症などの疾患では、日常的な経過観察はかかりつけ医に依頼して節目の検査、手術については当科で行うなどの病診連携も可能です。外来担当医にご相談ください。手術は、月曜日から木曜日まで予定手術として行っています。疾患によっては可能な曜日が限られる場合もありますので、手術日の予約の際にはご希望の曜日をお伝えください。入院期間についても経過が良好であれば、当初の予定より短縮することも可能です。また、尿道下裂の場合、尿道にカテーテルが入った状態ですが、数日の外泊などもできますので入院担当医にご相談ください。
初診予約番号 092-692-3300(予約センター)
- 主な対象疾患
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主な対象疾患
尿路系(腎臓、尿管、膀胱、尿道)
膀胱尿管逆流症、先天性水腎症、先天性水尿管症、尿道狭窄、尿道弁、尿路感染症、膀胱機能障害 など生殖器系(精巣、陰茎、陰嚢、子宮、膣)
包茎、停留精巣、陰嚢精索水瘤、尿道下裂、性分化疾患、陰核肥大、陰唇癒合症、泌尿生殖洞遺残 など
- 診療実績
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診療実績
2023年4月~2024年3月
新患 633名(男児530名、女児103名) 入院 268名(男児242名、女児26名) 手術 254件(停留精巣に対する手術76件、尿道下裂に対する手術90件、膀胱尿管逆流症に対する手術23件、水腎症に対する手術25件 など)
- 医師紹介
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名前 鯉川 弥須宏(Yasuhiro Koikawa) 役職 科長 専門分野 小児泌尿器 所属学会 日本泌尿器科学会
日本小児泌尿器科学会主な資格等 日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本小児泌尿器科学会認定医名前 此元 竜雄(Tatsuo Konomoto) 役職 医長 専門分野 小児泌尿器科全般 所属学会 日本泌尿器科学会
日本小児泌尿器科学会
日本排尿機能学会
日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会主な資格等 日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本小児泌尿器科学会認定医名前 秋武 奈穂子(Naoko Akitake) 専門分野 小児泌尿器科全般 所属学会 日本泌尿器科学会
日本小児泌尿器科学会主な資格等 日本泌尿器科学会専門医
名前 赤峰 翔(Sho Akamine) 専門分野 小児泌尿器科 小児外科一般 所属学会 日本外科学会
日本小児外科学会
日本小児泌尿器科学会
日本周産期・新生児医学会
日本内視鏡外科学会
日本泌尿器科学会主な資格等 日本外科学会専門医
日本小児外科学会専門医
日本周産期・新生児医学会認定外科医
臨床研修指導医
日本小児泌尿器科学会認定医
- FAQ
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FAQ
- 包茎?男の子のおちんちん洗い方、管理がよくわかりません。 ムキムキ体操?などが必要ですか?
- まだ、1歳にもならないのに、熱を伴う尿路感染症を頻回に起こします。
- 役立つ情報のリンク
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小児泌尿器科についての情報
- 日本小児泌尿器科学会 ホームページ
小児泌尿器科の疾患に関する情報が掲載されています - 日本小児腎臓病学会 ホームページ
小児腎臓病について種々のガイドラインが示されています
- 日本小児泌尿器科学会 ホームページ