整形・脊椎外科(整形)
- 当科について
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診療内容
当科は、手足や背骨の病気の中で、生まれながらの異常や成長に伴って起こってくる異常を主として診療しています。当科で診療している生まれたときからの異常や乳児期にわかる病気としては、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)、先天性内反足、筋性斜頚、母指多指、合指、多合趾、二分脊椎、多発性関節拘縮、いろいろな障害を呈する骨系統疾患などがあります。成長に伴って起こってくる病気としては、O脚、X脚、脊柱側弯症などの脊柱変形、ペルテス病、扁平足、脚長不等、腰椎分離症、強直母指、骨軟部腫瘍などがあります。
また、骨折や関節炎、骨髄炎なども診察、治療しています。骨軟部の悪性腫瘍は治療の関係上、九州大学病院に紹介しております。脳性麻痺の患児はリハビリテーションのスタッフが少ないため、福岡県こども療育センター新光園、北九州市立総合療育センター、佐賀整肢学園などに紹介しております。成人では悪いところを矯正することが最も重要な治療指針で方法が大きく変わることは少ないのですが、小児では成長による影響を必ず考慮する必要があり、治療法が症例により大きく違う場合もあります。適確な診断と治療を選択実行し、よりよい生活を送られるよう努力しております。科の特徴・特色
当院は、原則として他医からの紹介患者を診療しており、当科では整形外科は言うに及ばず産科や小児科また健診の医師からの紹介も多く、受診までに疾患のスクリーニングが行われており、地域の一体となった診療体系のなかで専門性の高い医療を行っています。
1年間に1,200名程度の新患が来院されています。疾患としては発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)の精査が250名、先天性内反足や扁平足などの足部異常が80名、手指足趾の先天異常が150名ほど受診されており、先天異常の疾患を多く診療しています。また、側弯を含む脊柱異常が300名ほど紹介されています。他の整形外科からの紹介が多いため、症状の強いケースが多く、装具による保存的治療や手術的治療を行っています。また創外固定器を使用して小児に対し脚延長や変形矯正を400例以上に行い、良好な成績をあげております。さらに二分脊椎の患児に対し、可能な限り自立歩行を目指すように家族とよく話し合い症例によっては、股関節脱臼や足部変形、脊椎変形に対しても手術的な治療を行っています。診療科より
外来受診に関して
現在外来は月・水・金で、新患はそれぞれの曜日の11時までに受け付けています。月曜から金曜日まで毎日手術を行っているため、常勤医師は週2回しか外来で診察を行いません。疾患により受診曜日が限られますのでご注意ください。
原則として、医療機関からの紹介された方のみを予約の上、診察しています。また、外傷(けが)に関しましては、他の医療機関から紹介された手術が必要と思われる症例のみを診療しています。けがをして直接当院で診察することはできませんのでご了解ください。通常外来では1日70名ほどの方々を診療していますが、待ち時間があります。子供たちの休みの時は診察が多くなり、1日100名を超えることがほとんどです。この時期は申し訳ありませんが、非常に長くお待ちいただくことをご理解いただければと思います。
- 主な対象疾患
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主な対象疾患
- ・発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)
- ・先天性内反足
- ・筋性斜頚
- ・母指多指症
- ・合指症
- ・多合趾症
- ・多趾症
- ・裂手症
- ・裂足症
- ・先天性絞扼輪症候群などの手指
- ・足趾の先天異常
- ・二分脊椎
- ・ペルテス病
- ・大腿骨頭すべり症
- ・肩甲骨高位症(スプレンゲル変形)
- ・化膿性関節炎
- ・上腕骨顆上骨折などの手術が必要な外傷
- ・O脚やブラウント病
- ・内反肘などの四肢の形態異常
など
- 診療実績
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診療実績
2023年4月~2024年3月
新患 1,291名(1,366疾患) 発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)関連 275名 側弯を含む脊柱異常 304名 手指足趾の先天異常 134名 先天性内反足や扁平足などの足部異常 84名 骨折などの外傷 140名 など
手術症例数 439例(総手術数488) 側弯症などの脊椎関連 152件 手足指趾先天異常 67件 発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)関連 53件 骨折・外傷 59件 先天性内反足 35件 など
- 医師紹介
- 現在、新体制への移行に伴い、医師紹介ページの内容を順次更新しております。
ご不便をおかけしますが、何卒ご了承ください。






