福岡市立こども病院

薬剤部

部門紹介

患者さんと保護者の皆様へ

子どもの薬の特徴

子どもの薬は、大人の薬に比べて量の少ないことが多く、子どもの成長に応じて薬の量を決める必要があります。大人の薬の錠剤やカプセルをそのまま使うことは難しく、錠剤をつぶしたりするなどの工夫が必要になります。そのため、お薬の苦みやにおいなどが出てしまい、飲ませる際の工夫が必要になることがあります。

お薬手帳の活用

病院での診察の時、あるいは薬局に行った時、お薬手帳を活用するようにしましょう。お薬手帳の重要性は、子どもが服用しているお薬について把握すること、また服用させたときに気づいたことなどを記録し、病院や薬局に伝えるツールとして活用することです。複数の医療機関や薬局を受診する際に提示することで、相互作用や重複投与などを防ぐことが可能になります。その結果、お薬の安全性を高め、効果を引きだすことが可能になります。

保険薬局の皆様へ

疑義照会について

当院の院外処方において疑義が生じた場合には、下記連絡先までお問い合わせください。

処方箋の期限切れ・紛失について

処方箋の有効期間は、交付日を含めて4日間であり、これを過ぎた処方箋は無効になります。患者さんが、有効期限の過ぎた処方箋を持参された場合は、当院薬剤部へ連絡し、処方箋再発行について相談するようにお伝えください。

調剤過誤報告について

調剤過誤が発生した場合は、直ちに当院薬剤部へ連絡してください。また、速やかに詳細な情報を書面で報告してください。報告書の様式は任意ですが、日本薬剤師会の調剤事故報告書を参考にして下さい。報告方法は、FAXまたは郵送でお願いします。

製薬会社・医薬品卸業者の皆様へ

原則として、薬剤部への訪問及び面談をご希望の際には、事前に電話又はメールにてアポイントをお取りください。

連絡先

薬剤部 原則 平日(月~金) 9:00~17:30
住所 〒813-0017 福岡市東区香椎照葉5丁目1番1号
電話番号 092-682-7000(代表)
FAX 092-692-3383(直通)
電子メール pharma-dept.k(at)fcho.jp
※(at)は@に置き換えて下さい。
業務紹介

業務紹介

  • 調剤業務イメージ

    調剤業務

    調剤とは、医師の処方せんに基づいて薬剤師が薬を調合することです。
    調剤を行う前に、必ず医師の発行した処方箋の内容、薬の量、年齢や発達に応じた飲み方、相互作用などについて確認を行い、その内容に疑問があれば、医師に問い合わせを行ってから調剤します。

  • 注射薬調剤業務

    入院患者さんにおいては、注射せんを確認し、注射せんに従って投与量、投与速度、投与経路、配合変化などを確認し、個人セットを作り病棟に払い出しています。 必要な栄養を食事や栄養剤でとることができない患者さんに対して、ブドウ糖、アミノ酸、ビタミン、微量元素、電解質を混合した注射薬(TPN)を薬剤部の無菌室内や集中治療系病棟のクリーンベンチで無菌的に調製しています。

    注射薬調剤業務イメージ
  • 薬剤管理指導業務

    必要に応じて、患者さんの飲まれているお薬についてどんな薬であるかを知っていただき、薬の飲み方、効果、注意すべき副作用などについて説明を行っております。 また、飲まれている服用歴から、相互作用や薬の重複投与がないかなどを確認したり、患者・ご家族の方からアレルギー等の聞き取りを行うなど、適切で安全な薬物療法が行われれるようにサポートしています。 そして、退院が近くなれば、必要に応じて退院処方の内容を確認しながら退院指導を行います。退院後は保護者が主体となって飲ませるケースが多いので、飲ませ方、日常生活での注意点などの確認を改めて行っています。また、吸入器やインスリン製剤などの正しい使用方法などについても患者さん、保護者へ理解していただけるように説明を行っております。

  • 製剤業務

    院内製剤とは、患者さんにとって必要な薬であるものの、様々な理由により国内で製造・販売されていない薬品を製造基準に準じて、薬学的な知識や技術を用いて調製する業務です。軟膏、坐薬、点眼薬、注射薬などがあります。

    製剤業イメージ
  • 薬務・医薬品管理業務

    当院で使用する医薬品全ての在庫の管理を行います。小児の専門医療を行っているため、希少で高価な薬剤もあり、医薬品の有効性と安全性だけでなく、経済性にも注意を払います。また、新規に医薬品を採用する際には、小児における使用状況、安全性等を確認し、薬事委員会へ情報提供します。

  • 医薬品情報業務

    薬に関する様々な情報を収集し、医師や看護師など多職種に情報を提供します。DI情報を毎月発行し、新たな情報を院内に周知します。

  • チーム医療への参画

    ICT(感染対策チーム)、AST(抗菌薬適正使用チーム)、NST(栄養サポートチーム)、褥瘡対策チームなどの院内ラウンドやカンファレンス、アレルギー領域や糖尿病領域などにおいて、多職種院内勉強会の実施、情報を共有するなど、患者さんに適切で安全な薬物療法を提供するように支援しています。

  • 薬学実習生受け入れ

    当院では、薬学部の長期実務実習を受け入れています。

スタッフ紹介

・常勤薬剤師 13名
・SPD3名(外部委託)

認定薬剤師

認定団体 資格名称 人数
日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師 3人
研修認定薬剤師 5人
漢方薬・生薬認定薬剤師 1人
薬学教育協議会 実務実習認定薬剤師 1人
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 5人
感染制御認定薬剤師 1人
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 2人
日本臨床栄養代謝学会 NST専門療養士 1人
臨床栄養代謝専門療養士(小児領域専門) 1人
日本小児臨床アレルギー学会 小児アレルギーエデュケーター(PAE) 1人
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士 2人
福岡県糖尿病療養指導士認定会 福岡県糖尿病療養指導士 3人
日本医療情報学会 医療情報技師 1人
日本アンチ・ドーピング機構 公認スポーツファーマシスト 2人

令和4(2022)年4月現在

受診される方へ

お薬のQ&A

お薬の飲ませ方は?

お子さんの成長や状態に応じて、お薬の飲ませ方を選択していく必要があります。

  1. 粉薬1回分を適量の水またはお白湯に溶かし、溶かしたお薬はスポイトやスプーンなどで飲ませましょう。
    注意点として、2cc程度のできるだけ少量の水で混ぜるのがポイントです。水の量が多いと、1回で飲みきれなかったり、薬を飲み残したりすることがあります。
  2. 粉薬1回分に服薬補助ゼリーを使うこともできます。注意点として、薬と服薬補助ゼリーをかき混ぜるのではなく、スプーン上で挟み込むようにするのがポイントです。
  3. 粉薬1回分を飲食物に混ぜることもできます。注意点として、ミルクに混ぜるとミルク嫌いになると困るので混ぜないようにしましょう。

2、3 に関して、混ぜるものとお薬の組み合わせによっては、効果が減弱してしまうもの、苦味が増してしまう組み合わせもあるので、薬剤師に相談しましょう。
また、お薬が口の中に残っていると苦味が出てくることがあるため、お薬を飲んだ後はすぐに水や麦茶などを飲ませてあげましょう。

保湿剤の1回塗布量の目安は?

軟膏やローションなどの保湿剤の種類によって目安が異なります。
軟膏やクリーム剤は、大人の人差し指の第一関節分で大人の両手のひらの面積分に塗れます。
ローションは、1円玉大で大人の両手のひらの面積分に塗れます。

保湿剤は、大きく2種類に分けることができます。皮膚を補強する薬と皮膚に水分を補う薬に分類することができます。
それぞれの特性があるため、不明な時は、医師、薬剤師に相談しましょう。

お薬の保管の仕方は?

お薬の袋に書いてある通りに保管してください。お薬によっては、光によって分解して効果が弱くなってしまうもの、湿気に弱いため密封容器に乾燥剤を入れて保管した方が良いものなどがあります。

水薬やシロップ剤は、指示がなければ冷蔵庫に入れて保管してください。
外用剤は、開封した後は室温保管で構いません。以下の点については注意が必要になります。
点眼・点耳薬は、開封したら冷蔵庫に入れて保管してください。冷蔵庫から出してすぐに点眼・点耳すると、冷たさによって刺激を感じることがあるので、5分前に冷蔵庫から出したり、手のひらで温めるなど工夫が必要になります。

坐薬は、体温で溶けるようになっていますので、夏場の暑い時期などは冷蔵庫に入れて保管しましょう。不明の際には、薬剤師までご相談ください。

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  • FCHO 地方独立行政法人福岡市立病院機構 福岡市民病院 FUKUOKA CITY HOSPITAL
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  • 病気の子どもと家族の滞在施設 ふくおかハウス