福岡市立こども病院

地域医療連携室

部門紹介

部門長挨拶

こども病院での医療が適切に行われるためには、ご紹介いただく先生方(前医)との情報交換が欠かせません。地域医療連携室は、患者さんがスムーズに当院へ受診・入院できるように、また当院から退院・転院できるように、医療機関をはじめ、行政や福祉に関わる多くの施設をつなぐ役割を担います。最近では生まれながらの心臓病のように、成人後もその医療を継続する必要がある患者さんが増えています。成長された患者さんが迷うことなく、安心して成人の医療機関に転院できる環境づくりも大切です(移行期医療)。私たち地域医療連携室は、外来・病棟の医療スタッフと一体となって、よりよい医療の提供に努めます。外来受診時、入院中、退院後、相談者が思い当たらない時などお気軽にご相談ください。当院1階総合受付横の相談窓口もご利用いただけます。

地域医療連携室 室長

部の理念

  1. 未来を担うこどもたちが、安心して医療を受けられるように、地域の医療機関と常に連携を保ち、地域の高度専門病院としての役割を果たします。
  2. 地域医療機関と、こどもたちやそのご家族の懸け橋となり、最善の医療が迅速に提供できるよう日々努めます。
  3. 入院されるお子さんが1日も早く、ご家族の待つご自宅へ帰る事ができるよう、地域の訪問看護ステーション等と連携し、家庭での継続看護を支援します。
  4. 治療に対する不安、退院後の日常生活への不安など、お子さんやそのご家族の抱える、医療に対する様々な不安を解消するため、専任看護師等による相談機能を充実させます。
  5. 経済的な不安、病児を持つご家族の育児に対する不安など、療養や療育に関わる社会的、心理的支援体制を充実させるため、専任の社会福祉士による相談機能を充実させます。

部門紹介

地域医療連携室の組織

地域医療連携室長
(副院長兼任)
1名
地域医療連携室副室長
(医事課長兼務・看護師)
各1名
看護師 3名
社会福祉士 3名
事務(医事係兼務) 3名
 
地域医療連携室の組織図
業務紹介

相談窓口

各種公費負担制度や医療・福祉サービスの紹介、療養に伴う家庭及び学校・保育所の問題、心理的、経済的問題など安心して療養生活を送っていただくために、専門の相談員(看護師、ソーシャルワーカー)が相談をお受けしております。関係機関とのネットワークも活用しながら、できる限りのご支援をさせていただきます。

また、相談窓口には、地域医療連携室の専任の相談員以外にも、医療安全担当者、看護師、薬剤師、管理栄養士、診療放射線技師、臨床検査技師、診療情報管理士等、各部門の相談担当者が定められており、相談窓口を一本化し、適切な相談担当者へと導くワンストップサービスを行っています。

ご利用にあたって

  • ・主治医・看護師へご連絡いただくか、1階の地域医療連携室へ直接お越し下さい。
  • ・入院中の方については、ご要望があれば病室にお伺いすることもできます。
  • ・電話での相談もお受けしております。
開室時間 9:00~17:00 (土・日・祝日、年末年始は除く)
TEL 092-682-7000(代表)
FAX 092-692-3318(直通)

地域の保健・福祉・医療機関との連携

  • ●外来・入院における紹介事例を把握し、受診状況および入退院状況を紹介元医療機関へ通知しています。
  • ●行政や福祉施設、医療機関や訪問看護ステーション等と連携し、入院中または在療養宅生活の支援を行っています。
  • ●転院に向け、転院先医療機関等と連携しています。

セカンドオピニオン外来

当院でのセカンド・オピニオン外来の受診を希望されるお子さんやその家族の受け入れ調整等を行っています。

セカンド・オピニオンの申し込み手順等はこちらへ。

医療機関のみなさまへ

当日受診・入院の依頼について

平日日中にご依頼いただく場合は、お電話にてご連絡ください。
地域医療連携室スタッフより、直接該当診療科医師におつなぎし、受入返答いたします。

  • ※発熱・発疹患者さんは、直接院内に入らず、救急外来横のインターホンを押していただくか、駐車場からお電話いただくようにお伝え下さい。

情報提供の依頼について

まずはお電話にてご連絡ください。
お電話での連絡後に「情報提供依頼書」を地域医療連携室宛にFAXにてお送り下さい。

地域医療連携室
電話:092-682-7000(代表)
FAX:092-692-3318(専用)
受付時間:平日(月~金) 午前9時~午後5時

開放型病床登録医に関すること

病病・病診連携とは

病診連携とは、患者さんが初めて医療機関を受診される際の初期診療や、病状が安定した慢性期の継続診療などは診療所の医師(かかりつけ医)が担当し、専門的な検査や診察、および入院が 必要な治療は病院が行うことをいいます。同様に、病院同士で個々の特徴を生かした役割分担を行って、患者さんによりふさわしい医療サービスを提供することを病病連携といいます。こども病院は、この病診連携、病病連携を推進しており、ご紹介いただいた患者さんに最善の診療を提供するために、紹介元の医療機関や診療所の先生方に病床や高額医療機器等の共同利用を実施するなど、当院の施設や設備を開放した「開放型病院」として機能しています。

開放型病院について

開放型病院とは、病院の施設・設備を開放し、当院に登録されている診療所の先生方に利用していただく病院のことです。当院は平成19年3月に開放型病院として承認を受けました。

開放型病院の最大の特徴は、ご紹介いただいた患者さんの最善の治療のために紹介元の診療所の先生に当病院の施設設備が開放されていることです。患者さんにとって、もっとも身近な「かかりつけ医」である各診療所の先生方が当院の開放型病床をご利用いただくことにより、 入院時から退院時まで患者さんの容態の変化や病状を詳細に把握でき、患者さんに対して継続的、合理的、納得のできる安心医療の提供が可能になります。

共同指導について

当院に登録されている診療所の先生(開放型病床登録医)の紹介で当院に入院されますと、当院医師と診療所の先生と共同で、治療や検査が受けられます。(共同指導)入院前、退院後の患者さんの状態を当院医師と診療所の先生が情報共有することで、患者さんに一番ふさわしい治療が一貫して受けられます。

  • ※診療所の先生が当院へ来院され、診察などの共同指導が行われた場合には、患者さんのご負担金が生じますことをご承知おき下さい。もちろん、共同指導は患者さんの承諾が前提となります。

開放型病床登録医のご案内

当院は平成19年3月1日に開放型病院として認可を受け、病診連携・病病連携を推進するため開放型病床としております。
地域医療機関と当院がお互いに有機的に連携し、患者さんに一貫性のある良質な医療を提供していきたいと考えています。ぜひご登録いただき、当院との医療連携強化にご協力の程よろしくお願い申し上げます。

登録方法について

登録医申請書によりお申し込み下さい。

共同診療と保険点数について

登録医の先生が当院において、担当医と共同で診療または退院時療養指導を行った場合に、下記の算定が行われます。
詳しくは、医事課TEL:092-692-3312(直通)へお問い合わせ下さい。

開放型病院
共同指導料(Ⅰ)
350点
退院時
共同指導料1
(在宅療養支援診療所)
1,500点
(それ以外)900点
診療情報
提供料(Ⅰ)
250点
 

登録医のメリットについて

  1. 「開放型病床利用登録医証」を発行し、医療機関名等を当院ホームページ等に掲示させていただきます。
  2. 紹介入院された患者さんを当院主治医と共同で診療していただくことができます。
  3. ご紹介いただいた患者さんは、迅速に入院手続きをさせていただきます。また、退院の際には原則とし、登録医療機関への逆紹介をさせていただきます。
  4. ご紹介いただいた患者さんの検査や手術を当院の医師と共同で行うことができます。
  5. 当院のCT、MRIなど高度医療機器を共同使用することができます。
  6. 各種カンファレンス、症例検討会などに参加できます。院内講演会等のご案内を定期的にお送りいたします。

ご来院時の流れについて

ご来院時にスムーズに対応させていただくため、ご来院前に FAXまたは電話でご連絡下さい。
なお、ご来院の際は、1階総合受付窓口横の地域医療連携室にお立ちより下さい。地域医療連携室職員がご案内いたします。

開室時間 9:00~17:00(土・日・祝日、年末年始は除く)
TEL 092-692-3316(直通)
FAX 092-692-3318(直通)

開放型病院について

開放型病院とは、病院の施設・設備を開放し、当院に登録されている診療所の先生方に利用していただく病院のことです。当院は平成19年3月に開放型病院として承認を受けました。

開放型病院の最大の特徴は、ご紹介いただいた患者さんの最善の治療のために紹介元の診療所の先生に当病院の施設設備が開放されていることです。患者さんにとって、もっとも身近な「かかりつけ医」である各診療所の先生方が当院の開放型病床をご利用いただくことにより、 入院時から退院時まで患者さんの容態の変化や病状を詳細に把握でき、患者さんに対して継続的、合理的、納得のできる安心医療の提供が可能になります。

共同指導について

当院に登録されている診療所の先生(開放型病床登録医)の紹介で当院に入院されますと、当院医師と診療所の先生と共同で、治療や検査が受けられます。(共同指導)入院前、退院後の患者さんの状態を当院医師と診療所の先生が情報共有することで、患者さんに一番ふさわしい治療が一貫して受けられます。

  • ※診療所の先生が当院へ来院され、診察などの共同指導が行われた場合には、患者さんのご負担金が生じますことをご承知おき下さい。もちろん、共同指導は患者さんの承諾が前提となります。

レスパイト入院のご案内

レスパイトとは「休息」という意味を持ち、医療的ケアが必要なお子さまのご家族が外出や休息、その他養育ができない際に、一時的に医療機関で入院をお受けすることをレスパイト入院と言います。福岡県・福岡市では小児慢性特定疾病児童等について、その支援を行っています。

詳しくはこちらへ。

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  • FCHO 地方独立行政法人福岡市立病院機構 福岡市民病院 FUKUOKA CITY HOSPITAL
  • (財)日本医療機能評価機構病院機能評価認定病院
  • 病気の子どもと家族の滞在施設 ふくおかハウス