福岡市立こども病院

国際医療支援センター

センターの特徴

当院では、福岡市に在住もしくは観光旅行で訪日中の外国人患者受入れ体制を強化するため、院内に「国際医療支援センター」を設置しました。医療を必要とする外国人の方が安心・安全な日本の医療サービスを享受できるよう環境整備を行うことを目的とした専門部署です。

言語サポートが必要な場合は、事前に、下記までお問い合わせください。

電話:092-692-3312
英語、日本語 平日 9:00~17:00

センター長より

我が国の在住外国人は約200万人を超え、訪日外国人も1,388万人(2019年)と増加の一途をたどり、日本の医療を受ける機会が増加しています。しかしながら、外国人の日本の生活環境の不満理由として、外国語の通じる病院・医師が不足している声が多く聞かれ、安全・安心に日本の医療サービスを受けられる体制の充実が望まれています。特に福岡市は、地理的特性などをふまえ、学術・文化・経済など様々な分野で、アジア諸国を中心に交流を進めています。

当院は、福岡都市圏に在住または訪日中の外国人が小児・周産期医療を求めて受診することが多くなると予想される医療施設の一つであり、実際に福岡県内で医療通訳サービスの利用頻度の高い医療機関でもあります。

以上を踏まえ、外国人患者が安全・安心な日本の医療サービスを享受できるように環境整備を行い、将来的には医療スタッフの派遣・受け入れなどの人材育成についても、アジアへの貢献を図ることを目的として、国際医療支援センターを設置しました。

国際医療支援センター長
郭 義胤

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